ちょう・する【寵する】
[動サ変][文]ちょう・す[サ変]特別にかわいがる。愛する。いつくしむ。「健全なる右手(めて)を伸ばして星子を—・して居る」〈木下尚江・良人の自白〉
ちょうじゃ‐でんせつ【長者伝説】
主として長者がおごりのために没落する過程を語る伝説。しばしば長者の屋敷跡とか黄金埋蔵伝説を伴う。
つめ‐ひらき【詰(め)開き】
1 かけひき。談判。「—の演説(せりふ)」〈魯文・安愚楽鍋〉 2 貴人の前から退出する際、左か右へからだを回して立つこと。〈貞丈雑記〉 3 出所進退。「息を継ぎて、礼義のべ、諸事の—見るさへ武士...
ち‐どり【千鳥/鵆】
1 チドリ目チドリ科の鳥の総称。約60種が南極を除く世界中に分布。くちばしは短く、足の指はふつう3本。海岸や河原で、少し歩いては地をつついてえさをとる。イルカチドリ・シロチドリ・ケリ・コチドリな...
チコリー【chicory】
キク科の多年草。夏、高さ約1メートルの花茎を伸ばし、青紫・赤・白色などの頭状花をつける。ヨーロッパなどの原産。芽生えを軟白栽培し、サラダなどに用いる。アンディーブ。シコレ。
ち‐しお【血潮/血汐】
1 潮のようにほとばしり出る血。「—に染まる」 2 体内を潮のように流れる血。激しい情熱や感情。「熱き青春の—」
ち‐けむり【血煙】
人を切ったときなどに、ほとばしり出る血を煙にたとえた語。血けぶり。「—をあげて倒れる」
ちびき‐の‐いわ【千引きの岩】
千人もの多人数で引くほどの重さの岩。千引きの石。「—にあらずとも転(まろ)ばし得べき例(ためし)あらんや」〈藤村・春〉
ちから‐だけ【力竹】
茶室で、下地窓の外側に、壁の補強と装飾を兼ねて立てられる竹の柱。間柱(あいばしら)。
ちくりん‐しょうじゃ【竹林精舎】
インドの五精舎の一。マガダ国の王舎城北門付近にあった寺院。現在のビハール州中部のラジギールにあたる。迦蘭陀(からんだ)長者が竹林を献じ、そこに頻婆娑羅(びんばしゃら)王が建てたといわれる。