人(ひと)と入(い)れ物(もの)は有(あ)り次第(しだい)
人と器物とは、多ければ多いほど便利であるが、たとえ少なくても使い方しだいで用が足りる。
ひと‐とおり【一通り】
1 一つの種類。一つの組合わせ。「治療法は—しかない」 2 物事の程度が普通であること。尋常。「あの苦しさは—ではなかった」 3 一応、全体にわたっていること。副詞的にも用いる。あらまし。ひとわ...
ひと‐とき【一時】
1 しばらくの間。いっとき。「憩いの—」 2 過去の、ある時。いちじ。いっとき。「—は栄華を誇った」「—はやった歌」 3 昔の時間の単位。今の約2時間。いっとき。
ひと‐ところ【一所/一処】
1 一つの所。同じ場所。ひとつところ。「—に落ち着けない性分」 2 「ひとり」を敬っていう語。おひとり。おひとかた。「兵部卿の宮、なほ—のみおはして」〈源・若菜下〉
ひと‐とせ【一年】
1 1年間。いちねん。「—が過ぎる」 2 ある時。以前。「—欧州に遊ぶ」
ひととちょうじん【人と超人】
《原題Man and Superman》バーナード=ショーの戯曲。4幕。1903年作。「哲学的喜劇」という副題をもち、作者の「生命力」の哲学をテーマにした恋愛喜劇。
ひと‐と‐なり【人となり/為人】
生来の性質。人柄。「誠実な—」
人(ひと)と成(な)・る
1 おとなになる。成人する。一人前の人間になる。「親にさんざん苦労をかけた末に—・る」 2 人心地を取り戻す。気がつく。「やうやういき出でて—・り給へりけれど」〈源・夢浮橋〉
ひととなるみち【人となる道】
江戸後期の仏教書。1巻。慈雲飲光(じうんおんこう)著。天明元年(1781)成立。「十善法語」の再校本。
ひと‐とび【一飛び】
1 一度飛ぶこと。また、一度飛んだぐらいの短い時間や距離。ひとっとび。「太平洋を—でアメリカに行ける」 2 いっぺんに。一挙に。ひとっとび。「事件は—に解決した」