ふところ‐でっぽう【懐鉄砲】
拳銃。短筒(たんづつ)。
懐(ふところ)と相談(そうだん)
買い物などで、所持金のようすを確かめてから決める。財布と相談。「カメラを買うなら—だ」
懐(ふところ)に◦する
懐に入れて持つ。また、自分のものにする。「大金を—◦して出かける」
ふところにっき【ふところ日記】
川上眉山による随筆。明治34年(1901)刊。
懐(ふところ)を暖(あたた)・める
「懐を肥やす」に同じ。「立場を利用して—・める」
懐(ふところ)を痛(いた)・める
自分の金を使う。身銭を切る。「—・めてまで見ず知らずの他人に施しをする」
懐(ふところ)を肥(こ)や・す
不当の利益を得る。私腹を肥やす。懐を暖める。「裏取引の口利きをして—・す」
ふと‐ざい【太材】
太い木材。大きな直径の丸太材、また、幅も厚さも大きな角材などをいう。
ふと‐ざお【太棹】
1 三味線の種類の一。棹の太さによって3種に分けたうちの最も太いもの。胴も大きく、また弦も太い。義太夫節などに用いられる。→中棹(ちゅうざお) →細棹(ほそざお) 2 義太夫節の異称。
ふと‐し・く【太敷く】
[動カ四] 1 柱などを、しっかりと立てる。宮殿をりっぱに構える。「宮柱—・きまつり高知らす布当(ふたぎ)の宮は」〈万・一〇五〇〉 2 りっぱに治める。「飛ぶ鳥の清御原(きよみ)の宮に神(かむ)...