ぶんしきどう‐ほう【分子軌道法】
分子内の電子の運動状態を、分子全体に広がった分子軌道で表せると仮定し、着目する電子の波動関数の重ね合わせによって電子の状態を近似的に求める手法。量子化学や計算化学の分野で広く用いられ、コンピュー...
ぶんし‐けいとうがく【分子系統学】
遺伝子の塩基配列やたんぱく質のアミノ酸配列などの情報をもとに生物の進化の過程を解明しようとする学問分野。
ぶんし‐けっしょう【分子結晶】
分子が、分子間の弱い引力であるファンデルワールス力で結合してできた結晶。結合力が弱いので融点や昇華点が低く、結晶は壊れやすい。分子性結晶。
ぶんし‐こうか【分子降下】
⇒凝固点降下
ぶんし‐こうざつ【分子交雑】
⇒ハイブリダイゼーション2
ぶんしさ‐アミノさん【分枝鎖アミノ酸】
⇒ビー‐シー‐エー‐エー(BCAA)
ぶんし‐しき【分子式】
分子を構成する原子の種類と数を元素記号を用いて表した化学式。
ぶんししんか‐がく【分子進化学】
生物の進化を、DNAの塩基配列や、たんぱく質のアミノ酸配列の分子構造が、時間とともにどのように変化したかを追究することによって解明しようとする学問分野。
ぶんししんか‐の‐ちゅうりつせつ【分子進化の中立説】
生物のゲノムに見られる突然変異による分子レベルの違いの大部分は、自然選択の観点からは有利でも不利でもない中立的なものであり、それらが種内に偶発的に固定され、進化の主要因となるという説。昭和40年...
ぶんししんか‐の‐ほぼちゅうりつせつ【分子進化のほぼ中立説】
分子進化学の学説の一。分子進化の中立説を拡張し、分子レベルでわずかに有害または有利である突然変異が生じた場合、生物集団のサイズと分子進化の間に相関があり、集団サイズが大きいほど、進化がゆっくりと...