ほじ・る【穿る】
[動ラ五(四)] 1 つついて穴をあけたり、穴の中からかきだしたりする。ほじくる。「耳を—・る」 2 細かいことまでとりあげて追及する。ほじくる。「聞かなくてもいい事を執(しつ)っこく—・って聞...
しい‐はあ
[副](スル)《「しーはー」「シーハー」とも書く》爪楊枝(つまようじ)などで歯の間をほじくるようす。また、その音。
楊枝(ようじ)で重箱(じゅうばこ)の隅(すみ)をほじくる
「重箱の隅を楊枝でほじくる」に同じ。楊枝で重箱の隅をつつく。
重箱(じゅうばこ)の隅(すみ)を楊枝(ようじ)でほじくる
非常に細かいことまで問題にして、口うるさく言うことのたとえ。重箱の隅をつつく。楊枝で重箱の隅をほじくる。→重箱の隅は杓子(しゃくし)で払え [補説]「重箱の角(かど)を」とするのは誤り。
重箱(じゅうばこ)の隅(すみ)をつつく
「重箱の隅を楊枝(ようじ)でほじくる」に同じ。
せせ・る【挵る】
[動ラ五(四)] 1 ㋐とがった物で、繰り返しつつく。つついて掘る。つつきほじくる。「ようじで歯を—・る」 ㋑はしで、食べ物をあちこちつつきまわす。「食べ物を汚く—・る」 2 虫などが刺す。かむ...
ほじくり‐かえ・す【穿り返す】
[動サ五(四)] 1 ほじくってひっくりかえす。また、再びほじくる。「工事のたびに道路を—・す」 2 済んだ事をまた取り上げて、追及する。「昔のことを—・す」
つつ・く【突く】
[動カ五(四)] 1 何度も軽く突く。こつこつと小刻みに突く。また、そのようにして合図や注意をする。「棒で草むらを—・く」「アカゲラが幹を—・く」「ひじで—・いて注意する」 2 ㋐なべ料理などを...
重箱(じゅうばこ)の隅(すみ)は杓子(しゃくし)で払(はら)え
ささいなことは細かく干渉したりせんさくしたりしないで大目にみるべきであるというたとえ。→重箱の隅を楊枝(ようじ)でほじくる