ことい‐の‐うし【特牛】
「こというし」に同じ。「—を二疋(ひき)までただ一月に見殺(たを)し」〈浮・沖津白波〉
こと
[終助]《形式名詞「こと」から》活用語の連体形に付く。ただし、形容動詞・助動詞「だ」には終止形にも付く。 1 感動を表す。「まあ、きれいに咲いた—」「大変な人出だ—」 2 質問の意を表す。「お変...
ことう‐やき【湖東焼】
琵琶湖東岸の滋賀県彦根市付近で焼成された陶磁器。井伊家の藩窯となったが、文久2年(1862)廃窯。広義には明治28年(1895)まで同地方で焼かれたものも含む。
こてん‐りょうしろん【古典量子論】
1900年にプランクが量子仮説を提唱してから、1925年に量子力学が成立するまでの過渡的な量子論の総称。アインシュタインの光量子仮説、ボーアやゾンマーフェルトの量子条件などが含まれる。前期量子論。
言(こと)も疎(おろ)か
言うまでもないが。言わずと知れたことだが。もちろん。「—や、清和天皇十代の御末、鎌倉殿の御弟、九郎大夫判官殿ぞかし」〈平家・一一〉
こてん‐らくご【古典落語】
主に江戸時代に作られ、現代まで伝えられている落語。「時そば」「寿限無」「目黒のさんま」など。⇔新作落語。
こと‐こまか・い【事細かい】
[形]注意などが、細部にまで及んでいる。詳細である。「—・く指示を与える」
こていしょうてん‐カメラ【固定焦点カメラ】
あらかじめ焦点が固定されたカメラ。被写界深度の範囲内で、実用上近距離から遠距離までピントが合う。廉価なカメラやレンズ付きフィルムなどで採用されている。
こてい‐きんり【固定金利】
住宅ローンなどの融資商品や、個人向け国債や定期預金などの資産運用商品で、返済あるいは満期・償還までの全期間を通じて一定の金利が適用されるもの。→変動金利
こ‐てまね・く【小手招く】
[動カ四]《「こでまねく」とも》手先を振って来るように示す。「舟ばたまでおくりて互ひにみゆる内は—・き」〈浮・一代男・三〉