お‐ひるぎ【雄蛭木】
ヒルギ科の常緑高木。奄美大島以南の海岸の浅い泥地に生え、マングローブをつくる。葉は長楕円形で厚くつやがある。花は黄白色で、葉の付け根から下向きにつき、種子は樹上で発芽する。べにがくひるぎ。
おの‐りゅう【小野流】
真言宗の事相(じそう)における東密二流の一。平安初期の僧聖宝(しょうぼう)を祖とし、その弟子仁海(にんかい)が山城国小野に曼荼羅(まんだら)寺(随心院の旧称)を建て、この流儀を広めた。→広沢流(...
オベロン【Oberon】
ヨーロッパ中世以来の伝説で、妖精の王。仙女ティタニアの夫。シェークスピア・ウィーラントなどの作品に登場する。
天王星の第4衛星。1787年にF=W=ハーシェルが発見。名はシェークスピアの「真...
オプレナツ【Oplenac】
セルビア中央部の町。19世紀初頭、オスマン帝国に反抗して第一次セルビア蜂起を先導したカラジョルジェ(ジョルジェ=ペトロビチ)ゆかりの地として知られる。近代セルビア王国およびユーゴスラビア王国を治...
お‐ぼうさん【御坊さん】
1 僧を敬い親しんでいう語。 2 世俗のことに通じていない人。「所帯向の事は一向—であったから」〈紅葉・多情多恨〉 3 男の子を親しんでいう語。お坊ちゃん。「これ—、おまんひとつあげやせう」〈滑...
おぼろ‐まんじゅう【朧饅頭】
蒸し上げてすぐに上皮をむいたまんじゅう。中の餡(あん)がうっすらと見えるもの。おぼろ。
おぼ‐ろ【朧】
[名] 1 タイ・ヒラメ・エビなどの肉をすりつぶして味を付け、いり煮にした食品。そぼろ。 2 「朧昆布」「朧豆腐」「朧饅頭(まんじゅう)」などの略。
[形動][文][ナリ] 1 ぼんやりとか...
オボ‐しぜんこうえん【オボ自然公園】
《Parque Natural Ôbo》アフリカ西岸、ギニア湾東部のサントメプリンシペにある国立公園。同国を構成するサントメ島南西部およびプリンシペ島南部を占める。大部分は熱帯雨林で、マングロー...
オルハンガーズィ‐モスク【Orhan Gazi Mosque】
トルコ北西部の都市ブルサの中心部にあるイスラム寺院。14世紀前半、オスマン帝国のスルターン、オルハンにより建造。ブルサ最古のイスラム建築の一つとして知られる。オルハンガーズィジャーミー。
オルフェオものがたり【オルフェオ物語】
《原題、(イタリア)Fabula di Orfeo》イタリアの詩人・人文主義者、ポリツィアーノの詩劇。1480年、マントバの枢機卿フランチェスコ=ゴンザーガの求めにより書かれた作品。