み‐いくさ【御軍】
天皇の軍隊の敬称。皇軍。「鶏(とり)が鳴く東(あづま)の国の—を召し給ひて」〈万・一九九〉
みいけ【三池】
福岡県大牟田市の地名。もと立花氏の城下町。明治以後、炭鉱町として発展。有明海岸の三池港が石炭の積み出し港。
みいけ‐こう【三池港】
福岡県大牟田(おおむた)市、有明海に面する港。明治41年(1908)に石炭の積出港として開港。昭和26年(1951)重要港湾に指定、昭和46年(1971)福岡県が管理者となる。平成9年(1997...
みいけ‐そうぎ【三池争議】
昭和34年(1959)から翌年にかけて、三井鉱山三池鉱業所の大量人員整理に反対して展開された労働争議。会社側の大量指名解雇に対し、組合側は全面ストで対抗したが、中労委の斡旋により会社案をのむ形で...
みいけ‐たんでん【三池炭田】
福岡県大牟田(おおむた)市から熊本県荒尾市にまたがり、さらに有明海の海底下に広がる炭田。文明年間(1469〜1487)から開発され、良質の瀝青(れきせい)炭を産出。三池藩、官営を経て、明治22年...
み‐い・ず【見出づ】
[動ダ下二] 1 見つける。発見する。「いかでかかる古代の物を—・で給ひつらむ」〈落窪・一〉 2 内側から外を見る。「うちはを手まさぐりにして—・でて臥(ふ)したり」〈浜松・一〉
み‐いだ・す【見出だす】
[動サ五(四)] 1 見つけ出す。発見する。「妥協点を—・す」「人材を—・す」 2 内側から外の方を見る。「雪の降るを—・して」〈落窪・二〉 3 目を見はる。「鍼立(はりたて)目を—・し、何事に...
みいちゃん‐はあちゃん
程度の低いことに夢中になったり、流行に左右されやすかったりする若い人たち。また、その人たちを軽蔑していう語。みいはあ族。→みいはあ [補説]「みよちゃん、はなちゃん」で女性の名前の代表としたとか...
み‐いつ【御厳/御稜威】
「厳(いつ)」を敬っていう語。天皇や神などの威光。「—津々浦々に及ぶ」
みい‐でら【三井寺/御井寺】
園城寺(おんじょうじ)の異称。 奈良県にある法輪寺の異称。 (三井寺)謡曲。四番目物。さらわれたわが子を尋ねる母が、物狂いとなって近江(おうみ)の三井寺の鐘をつき、子との再会を果たす。