みんじ‐しんたく【民事信託】
受託者が、特定の相手から、営利を目的とせず、反復・継続することなく一度だけ引き受ける信託。家族間で財産の管理・移転等を行う家族信託など。→商事信託
みんじ‐じけん【民事事件】
私人間の生活関係に関する事件で、民事訴訟の対象となるもの。→刑事事件
みんじ‐せきにん【民事責任】
他人の権利または利益を違法に侵害した者が、被害者に対して損害を賠償する私法上の責任。債務不履行の場合を含めることもある。→刑事責任
みんじ‐そしょう【民事訴訟】
私人間(しじんかん)に起きた私権に関する紛争を裁判所によって法的・強制的に解決するための手続き。民訴。→刑事訴訟
みんじそしょう‐きそく【民事訴訟規則】
民事訴訟の実務的手続きについて、最高裁判所が定めた規則。平成8年(1996)制定。旧規則は昭和31年(1956)制定。最高裁判所規則の一。→刑事訴訟規則
みんじ‐そしょうほう【民事訴訟法】
1 民事訴訟に関する法規の総称。 2 民事訴訟の手続きを定めている法律。明治23年(1890)公布。大正15年(1926)大改正、昭和54年(1979)民事執行法の制定に伴い、強制執行の部分を削...
みんじ‐ちょうていほう【民事調停法】
民事上の紛争の調停に関する手続きを定めている法律。通則のほか、宅地建物・農事・商事・鉱害・交通・公害などの調停についての特則などを規定。昭和26年(1951)施行。
みんじ‐ぶ【民事部】
裁判所で民事事件を担当する部。→刑事部
みんじ‐ほう【民事法】
民事裁判の基礎となる実体法と手続法の総称。民法・商法・民事訴訟法・人事訴訟法など。→刑事法
みんじ‐ほぜんほう【民事保全法】
民事訴訟の本案の権利の実現を保全するための仮差し押さえおよび仮処分などについて定めている法律。平成元年(1989)制定、同3年施行。→民事訴訟法