いち‐ばん【一番】
[名] 1 順序・番号の最初。また、最初のもの。「—電車」 2 最も優れているもの。また、最も大切なこと。「—の成績」「何よりも健康が—だ」 3 歌合わせ・碁・相撲・剣道などの勝負の組み合わせ...
いつか‐は【何時かは】
[副] 1 (「いつか」を強めた気持ちで)将来の事に対する、かなり確かな推量・意志を表す。そのうち、きっと。いずれ必ず。「—社長のいすに座るだろう」「人間は—死ぬものだ」 2 疑問を表す。いつ。...
一(いち)の裏(うら)は六(ろく)
さいころの一と六とが裏表であるように、生きていくうちには、よいこともあれば悪いこともあり、それが循環するものだ。
いかに‐や‐いかに【如何にや如何に】
[連語] 1 心配や不安を抱きながら問いかける意を表す。いったいどんなだろうか。どうしたものだろうか。「—とばかり、行く末の心細さは、やる方なきものから」〈紫式部日記〉 2 相手に強い調子で呼び...
えり‐ぎらい【選り嫌い】
《「えりきらい」とも》好きなものだけを選び取り、嫌いなものを捨てること。えりごのみ。「善の悪のと—をするがものも無(ね)いてのう」〈木下尚江・良人の自白〉
えり‐ぬ・く【選り抜く】
[動カ五(四)]多くのものの中から、すぐれたものやよいものだけを選んで抜き出す。よりぬく。「—・かれた材料」
か‐のう【嘉納】
[名](スル) 1 献上品などを目上の者が快く受け入れること。「御—にあずかる」 2 進言などを高位の者が喜んで聞き入れること。「彼女の思想なり行為なりは…全能者の—し寛恕すべき種類のものだ」〈...
おもい‐どおり【思い通り】
[名・形動]思っていたとおりになること。また、そのさま。「世の中は—にならないものだ」
親(おや)は無(な)くとも子(こ)は育(そだ)つ
実の親がいなくとも、子はどうにか成長していくものだ。世の中のことはそう心配するほどのこともないというたとえ。
おめ‐おめ
[副]《動詞「怖(お)める」の連用形を重ねた語》恥ずべきことと知りながら、そのままでいるさま。また、恥とも思わないで平気でいるさま。「今さら—(と)帰れない」「よくも—(と)来られたものだ」