この‐ご【此の期】
この大事な時。いよいよという場合。「—に及んでじたばたしない」
此(こ)の期(ご)に及(およ)んで
いよいよ物事が決まるというときになって。どうしようもない段階になって。「—なお言い訳する」
こね‐あわ・せる【捏ね合(わ)せる】
[動サ下一][文]こねあは・す[サ下二] 1 手で練るようにしてよくまぜる。「卵黄と小麦粉を—・せる」 2 いろいろなものを一緒くたにして無理に形を整える。「あれこれ都合のよいように—・せた話」
けい‐けい【熒熒】
[ト・タル][文][形動タリ]小さくきらきらと輝くさま。「日はいよいよ明らかに、—として宇宙は一の璧(たま)となりぬ」〈蘆花・自然と人生〉
けい‐こつ【軽忽】
[名・形動] 1 軽々しく、そそっかしいこと。また、そのさま。きょうこつ。「斯(かく)の如(ごと)き—蕪漫(ぶまん)なる記者御遣わしの義は謝絶致し候(そろ)」〈魯庵・社会百面相〉 2 なおざりに...
けんきょう‐ふかい【牽強付会】
[名](スル)道理に合わないことを、自分に都合のよいように無理にこじつけること。「—の説」
こう‐ばり【勾張り/甲張り】
1 家などが傾いたり倒れたりするのを防ぐためにあてがう材木。つっかい棒。 2 掘った穴の土留めの板が倒れないようにあてがう材木。 3 かばいだて。あと押し。「あんまり母があいだてない、—が強うて...
おおきみ‐すがた【大君姿】
諸王が衣冠・束帯の正装でなく、直衣(のうし)を着た、くつろいだ姿。「しどけなき—、いよいよたとへむものなし」〈源・行幸〉
うろん‐もの【胡乱者】
怪しい人間。うさんくさい者。「やあ、いよいよ—、なかなか大抵では白状致すまい」〈浄・忠臣蔵〉
しかる‐べく【然る可く】
[連語]《連語「しかるべし」の連用形》(副詞的に用いて)適当に。よいように。「—取り計らう」 [補説]慣例的に法曹が法廷などで同意や異議なしの表明の際に用いる。