ろく‐ろ【轆轤】
1 円形の陶磁器を成形するときに用いる台。上部の円盤に陶土をのせて、回転させながら種々の形を作り出す。轆轤台。 2 「轆轤鉋(ろくろがんな)」の略。 3 重い物の上げ下ろしに用いる滑車。 4 車...
ろく‐ろうそう【六老僧】
浄土真宗で、親鸞(しんらん)の六人の高弟。明光・明空・源海・源誓・了海・了源。 日蓮宗で、日蓮の六人の高弟。日昭・日朗・日興・日向(にこう)・日頂・日持。
ろくろ‐がんな【轆轤鉋】
回転軸の端に取り付けた木地(きじ)を、回転させながら刃物を当て、丸く削ったり、えぐったりする工具。回し錐(ぎり)。ろくろがな。
ろくろ‐ぎり【轆轤錐】
⇒舞錐(まいぎり)
ろく‐ろく【碌碌】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 平凡で役に立たないさま。たいした事もできないさま。「最近の一二年は…—と送った事だが」〈宇野浩二・苦の世界〉 2 小石が多くあるさま。「錫鉄等の鉱石の如きは—...
ろく‐ろく【轆轆】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 車が走って音を立てるさま。「車馬の声が—として聞える」〈二葉亭・浮雲〉 2 馬のいななくさま。「嘶(いば)ふる声は—として」〈浄・大磯虎〉
ろく‐ろく【陸陸/碌碌】
[副]「ろくすっぽ」に同じ。「忙しくて—寝ていない」 [補説]「碌碌」は当て字。
ろくろく‐ばん【六六判】
写真で、画面の大きさが縦横とも6センチのもの。シックス判。
ろくろ‐くび【轆轤首】
首が非常に長くて伸び縮みが自由にできる化け物。また、その見世物。抜け首。ろくろっくび。
ろくろく‐りん【六六鱗】
《一条にうろこが36枚並んでいるところから》鯉(こい)の別名。六六魚。