わら‐すさ【藁苆/藁寸莎】
わら・古縄などを刻んだ壁土の補強剤。
わら‐すじ【藁筋】
わらの細いもの。また、わらしべ。「䗈(あぶ)…とらへて、腰をこの—にてひきくくりて」〈宇治拾遺・七〉
わら‐すべ【藁稭】
「わらしべ」に同じ。
わら‐すぼ【藁素坊】
ハゼ科の海水魚。全長約30センチ。体はウナギ形で暗緑色。日本では有明海にだけみられ、干潟の泥中にトンネルを作ってすみ、目は退化している。食用。
わら‐ぞうり【藁草履】
わらで編んだ草履。
ワラッタ【Oualata】
⇒ウワラタ
わら‐づか【藁塚】
脱穀後のわら束を刈田やあぜに円筒形に積み上げたもの。わらにお。《季 秋》「日の出待つ霜の—地に充てり/欣一」
わら‐づと【藁苞】
わらを束ね、中へ物を包むようにしたもの。また、その苞で包んだ土産物・贈り物。「—に入った納豆」
藁(わら)で束(たば)ねても男(おとこ)は男(おとこ)
わらで頭髪を束ねるような貧しい男でも、男には男としての値うちがある。
わら‐なわ【藁縄】
わらをなって作った縄。