きふく‐がた【起伏型】
東京式アクセントの分類のうち、アクセント核がある型。平板型に対してこう呼ぶ。頭高型・中高型・尾高型の総称。動詞や形容詞は起伏型と平板型のどちらかに分類される。起伏式。
きふくがた‐けいようし【起伏型形容詞】
東京式アクセントで、終止形にアクセント核のある形容詞。「あお↓い(青い)」「おおき↓い(大きい)」など。形容詞の多くはこれにあたる。
きふくがた‐どうし【起伏型動詞】
東京式アクセントで、終止形にアクセント核のある動詞。アクセント核は後ろから2番目の拍にある。「み↓る(見る)」「たべ↓る(食べる)」「あきらめ↓る(諦める)」など。その拍が長音や母音の場合、後ろ...
きふく‐しき【起伏式】
「起伏型」のこと。アクセント核の位置の違いを示す「型」と区別して、アクセント核の有無の違いを「式」で表す場合、アクセント核のある型を総称してこう呼ぶことがある。
きゅう‐きゅう
[副](スル) 1 物がこすれたり、押しつけられたりして鳴る音を表す語。「靴が—(と)鳴る」 2 物をいっぱいに詰め込んだり押し込んだりするさま。「引き出しに—(と)詰め込む」 3 経済的に余...
きょうじゃく‐アクセント【強弱アクセント】
⇒強さアクセント
きょう‐せい【強勢】
1 つよい勢い。強大な勢力。ごうせい。「—は権利なりとの格言さえある此浮世に」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 強さアクセントで、強めの部分。ストレス。
きょ‐しょう【去声】
1 漢字の四声(しせい)の一。発音の最初が強く、最後が低く弱まるもの。きょせい。→四声 2 日本漢字音や国語アクセントの声調の一。上昇調に発音するもの。
きんだいち‐はるひこ【金田一春彦】
[1913〜2004]言語学者・国語学者。東京の生まれ。京助の長男。音韻史を専門とし、日本語のアクセントや方言に関する研究ですぐれた業績を残した。著「日本語」「日本語音韻の研究」「十五夜お月さん...
ぎざ‐ぎざ【刻刻/段段】
[名・形動]のこぎりの歯のような細かい刻み目。また、その刻み目のあるさま。「—のある葉っぱ」「切り口が—になる」
[副](スル) のこぎりの歯のような刻み目が続いているさま。「縁(ふち)が—...