せん【銭】
1 貨幣の単位。円の100分の1。 2 昔の貨幣の単位。貫の1000分の1。文(もん)。
せん【撰】
詩歌・文章を選び抜いて書物にまとめること。「太安万侶の—」
せん【線】
1 糸のように細長く連続するもの。すじ。「地面に—を引く」 2 電流や電気信号などを通すための道筋。電線や電話線。「台風で—が切れる」「電話が殺到して—がふさがる」「ニクロム—」 3 光線や放射...
せん【選】
多くのものの中から、すぐれたものや条件に合うものなどを選ぶこと。「短歌の—にあたる」「—にもれる」
せん【磚/塼/甎】
東洋建築に用いられた煉瓦(れんが)。正方形や長方形の厚い平板で、中国周代に始まり、漢代に発展、城壁・墓室などに用いられた。日本では主として飛鳥(あすか)・奈良時代に用いられ、表面に唐草模様・天人...
せん【氈】
毛織りの敷物。毛氈。「庭園は蘚苔むして—を敷く如く」〈鉄腸・花間鶯〉
せん【繊】
1 「繊蘿蔔(せんろふ)」の略。「大根を—に切る」 2 数の単位。1の1000万分の1。→位(くらい)[表]
せん【餞】
[名](スル)はなむけをすること。餞別。また、別れの宴。「奝然上人の唐に赴くを—して」〈露伴・連環記〉
せん【饌】
供え物。また、調えられた食物・食事。「青魚(さば)の煮魚が上条の夕食の—に上ったために」〈鴎外・雁〉
せん‐あいせん【先相先】
囲碁で、3局の対戦のうち、下手が2局黒(先番)を持つ手合割り。→互先(たがいせん) →定先(じょうせん)