まん‐ごう【万劫】
仏語。1万劫のこと。きわめて長い年月。まごう。
まん‐ごうがしゃ【万恒河沙】
仏語。恒河(ガンジス川)の砂のように、無限に数の多いこと。恒河沙。恒沙。
まんごう‐まつだい【万劫末代】
仏語。万世の後。長い長い後の世。
まん‐ごく【万石】
知行などの、1万石。
まんごく‐そうどう【万石騒動】
江戸時代、安房(あわ)国の北条藩領で起こった百姓一揆。正徳元年(1711)同藩領1万石の惣百姓が年貢の減免などを要求して幕府へ越訴。代表の名主三人が処刑され、藩主の屋代氏も改易となった。
まんごく‐どおし【万石通し/万石簁】
千石通(せんごくどお)しのふるいの目を細かにした農具。
まんさく‐おどり【万作踊(り)】
関東一円に分布する民俗芸能。願人坊主(がんにんぼうず)などの芸能を取り入れて、江戸後期に発生。手踊り・段物・茶番・芝居などからなる。飴屋(あめや)踊り。中山踊り。小念仏。
まん‐さつ【万札】
「一万円札」の略。→一万円券1
まんざ【万座】
秋元不死男の句集。昭和42年(1967)刊。
まん‐ざい【万歳】
1 万年。よろずよ。また、長寿や末長い繁栄を祝う言葉。ばんぜい。ばんざい。 2 新年に家々を訪れて祝言を述べ、舞を演じる門付け芸人。また、その芸能。烏帽子(えぼし)に直垂(ひたたれ)または素襖(...