さんじょう‐ぶっしょ【三条仏所】
平安中期以降、定朝(じょうちょう)の弟子長勢を祖とする仏所。円派の仏師が活躍したが、鎌倉時代には七条仏所におされて衰退した。京都三条に仏所を構えたことからの名称。
さんじょう‐もの【三条物】
京都三条の刀工、小鍛冶宗近(こかじむねちか)の門流が作った刀剣。三条派。→宗近
さんじょう‐りゅう【三条流】
和様書道の流派の一。青蓮院(しょうれんいん)流の分派で、三条西実隆(さんじょうにしさねたか)を祖とする。
みすじ‐ちょう【三条蝶】
タテハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張約6.5センチ。翅は黒色の地に3本の白斑列がある。5、6月ごろ山地にみられ、樹上を高く飛ぶことが多い。幼虫はカエデ類の葉を食べる。