あかつき‐やみ【暁闇】
夜明け前、月がなく辺りが暗いこと。陰暦で、1日から14日ごろまで、月が上弦のころの現象。あかときやみ。「うば玉の—の暗き夜に何を明けぬと鳥の鳴くらん」〈続後撰・雑中〉
か‐げん【下弦】
満月のあとの半月。地球から見て、太陽の90度西にあり、月の東半分が輝く。夜半に東から昇り、日の出時に南中する。下弦の月。《季 秋》⇔上弦。
げん【弦】
[常用漢字] [音]ゲン(呉) [訓]つる 〈ゲン〉 1 弓のつる。「鳴弦」 2 (「絃」と通用)弦楽器の糸。糸を張った楽器。「弦歌・弦楽/管弦・三弦・調弦」 3 半月。また、半月の両端を結ん...
げん‐げつ【弦月】
上弦または下弦の月。弓張り月。《季 秋》
こ‐しお【小潮】
潮の干満の差が最も小さいこと。また、その日。上弦または下弦の月のころに起こる。⇔大潮。
さく‐げん‐ぼう【朔弦望】
暦で、月の満ち欠けを示したもの。朔(新月)・弦(上弦または下弦の月)・望(満月)をひとまとめにした呼び方。
しょ‐げん【初弦】
陰暦で、上旬の弓形の月。上弦。
じょう‐げん【上弦】
新月から満月に至る間の半月(はんげつ)。太陽の90度東にあり、月の西半分が輝く。日没時に南中し、真夜中に弦を上にして沈む。上弦の月。《季 秋》⇔下弦。
じょうげん‐の‐つき【上弦の月】
⇒上弦
つき【月】
1 地球の衛星。赤道半径は1738キロ、質量は地球の約81分の1。恒星を基準とすると地球の周りを周期約27.3日(恒星月)で公転する。自転と公転の周期が等しいので、常に一定の半面だけを地球に向け...