声(こえ)の下(した)
言葉が終わるか終わらないうち。言うやいなやのうち。言下。「禁煙と言った—からタバコに火をつける」 [補説]この句の場合、「下」を「もと」とは読まない。
こ‐か【胯下/跨下】
またの下。またぐら。
こけ‐の‐した【苔の下】
《苔の生えた地面の下の意から》墓の下。草葉の陰。「埋づもれぬかばねを何に尋ねけむ—には身こそなりけれ」〈更級〉
こし‐け【腰気/帯下】
「下(お)り物」に同じ。
こ‐した【袴下】
旧陸軍用語で、ズボン下のこと。
こっ‐か【刻下】
ただいま。目下。「—の急務」
こっ‐か【轂下】
《輦轂(れんこく)の下(もと)の意から》天子のひざもと。宮城のある地。帝都。首都。輦下(れんか)。
こ‐の‐した【木の下】
樹木が立っている下。きのした。
こ‐の‐もと【木の下】
きのした。樹下。「—、岩がくれ、山の木の葉に埋もれたるさへ」〈源・紅葉賀〉
こひ‐か【虎皮下】
《虎の皮の敷物のもとへの意》多く学者や軍人にあてた手紙で、あて名の脇付(わきづけ)として記す語。