しょ‐たい【所帯/世帯】
《身に帯びているものの意》 1 一家を構えて独立した生計を営むこと。また、そのくらし向き。せたい。「—が苦しい」 2 住居や生計を同じくする人たちの集合体。せたい。「女—」「大—」「—数」 3 ...
せ‐たい【世帯】
1 住居および生計を同じくする者の集まり。所帯。「一—当たりの収入」 2 一戸を構えて独立の生計を立てること。また、その生計。「—を持つ」「—道具」 3 生活に必要な家屋と家具。財産。身代。「人...
せたい‐ぐすり【世帯薬】
世帯を営むのに役に立つこと。「とかく年の行きたるが—とぞんじ」〈浮・文反古・二〉
せたいこうせい‐しきん【世帯更生資金】
都道府県社会福祉協議会が低所得世帯・身体障害者世帯に対し、低利または無利子で貸し付けている資金。昭和30年(1955)創設。
せたい‐しちょうりつ【世帯視聴率】
あるテレビ番組が、一定の地域内のどれだけの世帯で見られたかを示す割合。ふつう視聴率という場合はこの数値をさす。最小単位は毎分視聴率で、これをもとに番組視聴率や時間帯視聴率などが集計される。→個人...
せたい‐ぬし【世帯主】
世帯の中心となる人。
せたい‐ぶっぽう【世帯仏法】
「世帯仏法腹念仏(はらねぶつ)」の略。「古人も、—と申されし事、今以てその通りなり」〈浮・胸算用・五〉
世帯(せたい)仏法(ぶっぽう)腹念仏(はらねぶつ)
仏法も念仏も、要するに現世の生活のためのものにほかならないの意。「—、口に食ふが一大事」〈浄・今宮の心中〉
せたい‐もち【世帯持(ち)】
1 一家を構えて独立の生計を立てること。また、その人。所帯持ち。 2 世帯を維持していくこと。「—のじょうずな主婦」
世帯(せたい)を破(やぶ)・る
夫婦別れをする。「世帯破る時分、暇(いとま)の状は取っておく」〈浮・五人女・一〉