げん‐せい【幻世】
まぼろしのように、はかない人の世。人世。
げん‐せい【現世】
1 ⇒げんせ(現世) 2 完新世(かんしんせい)のこと。地質時代としては現代なのでいう。
こうしん‐せい【更新世】
地質時代の区分の一。新生代第四紀の大部分で、170万年前から1万年前まで。氷期と間氷期を繰り返した氷河時代で、人類の歴史では旧石器時代にあたる。最新世。洪積世。
こう‐せい【後世】
1 自分たちの生きている時代のあとに来る時代。のちの世。「—に名を残す」 2 のちの世の人。子孫。「—に伝えたい文化遺産」
こう‐せい【曠世】
世にまれなこと。希世。希代。「—の名士」〈東海散士・佳人之奇遇〉
こうせき‐せい【洪積世】
⇒更新世(こうしんせい)
この‐よ【此の世】
1 今、生活している現実のこの世界。現世。「—の見納め」「とても—のものとは思えない」⇔彼(あ)の世。 2 過去・未来に対して、現代。当代。「—に名を得たる舞の男ども」〈源・紅葉賀〉
こ‐みせ【小店/小見世】
1 小さな店。 2 江戸時代の新吉原で、妓楼の小規模のもの。 3 (東北地方で)雪の季節、人の通行を許している軒下。
こむ‐よ【来む世】
[連語]《「む」は推量の助動詞》死後に、生まれかわって住む世。らいせ。「この世には人言繁し—にも逢はむ我が背子今ならずとも」〈万・五四一〉
こん‐せ【今世】
《「こんぜ」とも》今のこの世。現世(げんせ)。こんせい。