か‐はん【加判】
[名](スル) 1 公文書に判を加えたり、連判・合判したりすること。また、その判。 2 公文書に花押(かおう)を加えるような重職。鎌倉幕府では連署(れんしょ)、江戸幕府では老中(ろうじゅう)。 ...
カフラマンマラシュ【Kahramanmaraş】
トルコ南東部の都市。通称マラシュ。第一次大戦後の祖国解放戦争において、フランス軍・アルメニア軍に対し勇敢に抗戦したことを称え、「カフラマン(英雄)」の称号が与えられた。ヒッタイト帝国以来の歴史が...
かぶしき‐もちあい【株式持(ち)合い】
株式組織の金融機関や事業会社が相互に相手方の株式を持ち合うこと。経営支配権の安定化や取引関係の強化、敵対的買収からの防衛などを目的として行われる。日本では以前からの慣行であったが、1990年代以...
かま【嘉麻】
福岡県中部にある市。平成18年(2006)3月に山田市・稲築(いなつき)町・碓井(うすい)町・嘉穂町が合併して成立。全域で明治時代以降、炭鉱業が盛んとなり、第二次大戦後に最盛期を迎える。閉山後は...
カミオカンデ【KAMIOKANDE】
《KAMIOKA Nucleon Decay Experiment》東京大学宇宙線研究所が神岡鉱山内に建設した素粒子観測装置。小柴昌俊が考案し、昭和58年(1983)完成、翌年より稼働。昭和62...
かみがた‐きょうげん【上方狂言】
京坂で発達した上方色の豊かな歌舞伎狂言。元禄期(1688〜1704)の和事(わごと)系狂言、宝暦期(1751〜1764)以降の義太夫狂言など。上方歌舞伎。→江戸狂言
かみがた‐ご【上方語】
上方で使われる言葉。特に、江戸時代以降、京都・大坂を中心に使われた言葉。上方言葉。→江戸語
かみ‐こ【紙子/紙衣】
1 紙子紙(かみこがみ)で作った衣服。律宗の僧が用いはじめ、のち一般に使用。軽くて保温性にすぐれ、胴着や袖なし羽織を作ることが多い。近世以降、安価なところから貧しい人々の間で用いられた。かみぎぬ...
かむ【神】
[語素]「かみ(神)」が複合語を構成するときに現れる語形。中世以降「かん」とも発音。「—風」「—さぶ」
かや・す【返す】
[動サ五(四)]「かえす」の音変化。中世以降の語。現代では関西・北陸地方の方言。「ただで—・したらつまらん」〈水上・大阪の宿〉