さく‐れい【作例】
1 詩文などの、作り方の実例や手本。「手紙文の—」「—を示す」 2 辞書で、その語の用法などを示すために作る例文。
さくを切(き)・る
くわで田畑にうねを作る。また、農作物の根元に土を寄せかける。「畑に出て—・っている百姓の鍬の音もする」〈藤村・千曲川のスケッチ〉
ささ【笹/篠】
1 イネ科の多年生植物。一般に丈の低いタケ類をいう。山野に群生し、クマザサ・アズマネザサ・ミヤコザサ・ネザサなど種類が多い。葉は長楕円形で先がとがる。かご・ざる、その他細工物を作るのに用いられ、...
ささ‐の‐さいぞう【笹の才蔵】
1 福岡県博多と宮崎県宮崎市佐土原で、疱瘡(ほうそう)よけのまじないとして作る、猿の裃(かみしも)・袴(はかま)姿の土偶。 2 壱岐(いき)で、疫病よけのまじないに門口に貼るお札。笹をかついだ男...
さざん‐か【山茶花】
《「さんさか」の音変化》ツバキ科の常緑小高木。九州・四国の山地に自生。葉は楕円形で両端がとがる。晩秋のころ白い花をつけ、散るときは花びらがばらばらに落ちる。種子から油をとり、材で器物を作る。園芸...
さし‐ぐし【挿し櫛】
女性が髪の飾りとして挿す櫛。象牙・べっこうなどで作るのは江戸時代以後。
さし‐や【差し矢】
1 矢数(やかず)に用いる矢。炙篦(あぶりの)にし、カモの羽ではぎ、根を木で作る。 2 近距離の目標に対する矢の射かた。また、その方法で射る矢。「あるは遠矢に射る舟もあり、あるは—に射る船もあり...
さ‐じ【匙/匕】
《「茶(さ)匙(じ)」の字音による語》液体・粉末などをすくい取る道具。小皿状の頭部に柄のついた形。金属・木・竹・陶器などで作る。スプーン。
さつま‐げた【薩摩下駄】
駒下駄に似た形で、台の幅が広く、白い太めの緒をすげた男性用の下駄。多く杉材で作る。
さとう‐きび【砂糖黍】
イネ科の多年草。高さ2〜4メートル。茎は中空ではなく、節がある。茎の汁を絞って砂糖(甘蔗糖(かんしょとう))を作る。ニューギニアとその周辺の原産で、日本では主に沖縄・九州で栽培される。甘蔗。砂糖...