いと‐よ【糸魚】
トゲウオ科の魚。全長8センチくらい。背に3本、腹に1本のとげと、体側に幅広い鱗板帯(りんばんたい)がある。産卵期には雄が糸状の粘液を出して水草をまとめ、水底に巣を作る。淡水型と遡河(そか)型とが...
いなにわ‐うどん【稲庭饂飩】
秋田県特産のうどん。生地を綯(な)い、乾燥させて作る。麺は平たく、のどごしがよい。
いね【稲】
１ イネ科の一年草。実が米で、広く主食とされ、水田や畑で栽培し、畑に作るものは陸稲(おかぼ・りくとう)とよばれる。インドまたは東南アジアの原産。日本では先史時代から栽培。高さ約1メートル。多く、...
いのこ‐もち【亥の子餅】
亥の子の日に新穀で作る餅。《季 冬》「山茶花(さざんか)の紅つきまぜよ—／久女」
いろ‐えんぴつ【色鉛筆】
赤・青などの色の鉛筆。蝋(ろう)・粘土・ゴムなどに着色顔料をまぜて芯を作る。
いろは‐れんが【伊呂波連歌】
連歌の作り方の一。いろは47文字を順に句頭に置いて作るもの。
いわい‐ぼう【祝（い）棒】
小正月の、粥占(かゆうら)・成木(なりき)責め・嫁たたきなどの行事に用いる棒。ヌルデ・柳・栗などで作る。いわいぎ。
いわ‐えのぐ【岩絵の具】
日本画に用いる鉱物質の絵の具。藍銅鉱・孔雀石(くじゃくせき)・珊瑚(さんご)・瑪瑙(めのう)などを粉にして精製して作る。群青・緑青・代赭(たいしゃ)など。水に溶けないので膠(にかわ)をまぜて用い...
いわ‐つばめ【岩燕】
ツバメ科の鳥。全長約15センチ。尾は短く、裂け目も浅い。背は黒、腹は白で、腰に白色部がある。岩壁や軒下などに壺形の巣を作る。春に渡来し、秋に南方へ渡るが、越冬するものもある。《季 夏》「—檜原(...
いんが‐し【印画紙】
写真で、陰画の原板を焼き付けて陽画を作るための感光紙。白黒用とカラー用がある。
