あずかり‐きん【預(か)り金】
1 預かった金。預け金を受託者の側からいう。 2 《「借りる」ことを「預かる」というところから》借金。江戸では金本位なので「あずかりきん」、上方では銀本位なので「あずかりぎん(預かり銀)」といっ...
あずけ‐あい【預け合い】
株式会社の設立や新株発行に際して、発起人または取締役が株式払込取扱銀行と通謀し、個人的借金をしてその借入金を会社の預金に振り替えることによって株式の払い込みがあったように仮装し、同時にこの借入金...
頭(あたま)が上(あ)がら◦ない
1 引け目を感じて対等な関係に立てない。「借金があるので—◦ない」 2 病気が重くて枕(まくら)から頭を起こせない。
あて【当て/宛】
[名] 1 行動の目当て。目標。目的。「—もなくうろつく」 2 将来に対する見通し。先行きの見込み。「借金を返す—がない」 3 心の中で期待している物事。頼り。「父からの援助は—にできない」 ...
あるとき‐ばらい【有る時払い】
品物の代金や借金などを、期限を決めないで、お金のあるときに支払うこと。「—の催促なし」
有(あ)る時(とき)払(ばら)いの催促(さいそく)なし
借金の返済について、お金の余裕があるときに返せばよく、催促もいっさいしないということ。最も寛大な返済条件をいう。
い‐ざいそく【居催促】
《「いさいそく」とも》座りこんで催促すること。「方々から借金取が来て、新吉に新吉にと—でもされちゃア」〈円朝・真景累ヶ淵〉
いた・める【痛める/傷める】
[動マ下一][文]いた・む[マ下二] 1 からだを傷つける。痛くする。「足を—・める」「腹を—・めた子」 2 精神的に苦痛を与える。悩ます。「小さな胸を—・める」「借金で頭を—・める」 3 (傷...
いちじ‐ばらい【一時払い】
一度に代金や借金の全部を支払うこと。また、一度に償還をすること。⇔分割払い。
いん‐ごう【因業】
[名・形動] 1 仏語。何らかの結果を生む原因になる行為。また、因と業。 2 《前世の悪業が原因で招いた性格や運命の意から》 ㋐頑固で思いやりのないこと。また、そのさま。「—なやり方で借金を取り...