ちょうじ‐がしら【丁子頭】
灯心の燃えさしの頭にできる、チョウジの実のような丸いかたまり。俗に、これを油の中に入れると貨財を得るといわれる。ちょうじあたま。ちょうじばな。
ちょうなんのしゅっけ【長男の出家】
三浦清宏の短編小説。息子の出家とそれを戸惑いながらも受け入れる両親の姿を描く。昭和62年(1987)発表。同年、第98回芥川賞受賞。
ちょう‐のう【聴納】
[名](スル)相手の意見や願いを聞き入れること。聴許。「その事に即(つき)て、他人種々の意見を—し」〈中村訳・自由之理〉
ちょうまつ‐こぞう【長松小僧】
江戸時代、安永・天明(1772〜1789)のころ、右手で米銭を入れる酒樽(さかだる)を提げ、左手で長松小僧と名づけた60センチくらいの着飾った禿(かぶろ)人形を舞わせながら、家々を回って物ごいを...
ちょくせつ‐こよう【直接雇用】
企業が労働者と直接雇用契約をかわすこと。派遣や請負などの間接雇用に対していう。労働者派遣法では、派遣先企業が同一業務に3年を超えて派遣労働者を受け入れる場合、その労働者に直接雇用を申し込む義務が...
ちょこ‐ざい【猪口才】
[名・形動]小生意気なこと。こざかしいこと。また、そのさまや、そのような人。「我(ひと)の仕事に邪魔を入れる—な死節野郎」〈露伴・五重塔〉 [補説]「猪口」は当て字。
ちん‐ちろりん
[名] 1 マツムシの別名。また、時代・地方によってスズムシをさす。《季 秋》 2 《さいころを投げ入れる音から》2個以上のさいころをどんぶりに入れ、出た目によって勝負を争うばくち。 [副]...
ちんどう‐しき【沈胴式】
《retractable lens》カメラの電源を入れると、ボディーの内部に収められたレンズが繰り出してくる方式。カメラを使用しないときの収納性・携帯性に優れ、レンズの保護に役立つ。
つかみ‐と・る【掴み取る】
[動ラ五(四)] 1 手でつかんで取る。「手渡された荷物を—・る」 2 手に入れる。わがものとする。「政権を—・る」 3 理解する。「大体の意味を—・る」
つか・む【掴む/攫む】
[動マ五(四)] 1 手でしっかりと握り持つ。強くとらえて離すまいとする。「腕を—・む」「まわしを—・む」 2 自分のものとする。手に入れる。「思いがけない大金を—・む」「幸運を—・む」 3 人...