かみ‐かんむり【髪冠】
漢字の冠の一。「髪」「髭(ひげ)」などの「髟」の称。かみがしら。
かみ‐こうぶり【紙冠】
「かみかぶり」に同じ。「法師、陰陽師ありて、—をして祓をす」〈今昔・一九・三〉
かむり【冠】
《「かぶり」の音変化》 1 「かんむり」に同じ。 2 和歌・俳諧などの初めの5文字。また、各句の初めの字。「—付け」 3 鉱脈や鉱層の上側にある地盤。
かん【冠】
[名]かんむり。
[ト・タル][文][形動タリ]最もすぐれているさま。首位に立つさま。「世界に—たる誉れ」
[接尾]助数詞。スポーツや将棋などの競技・大会で、勝ち得た称号の数や優勝回数を数...
かん【冠】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]かんむり かぶる 1 頭にかぶるもの。かんむり。「冠位/衣冠・王冠・加冠・金冠・戴冠(たいかん)・宝冠・月桂冠」 2 りっぱな地位・栄誉のシ...
かんむり【冠】
《「こうぶり」の音変化》 1 頭にかぶるもの。特に、許されて直衣(のうし)を着て参内する束帯・衣冠などのときにかぶるもの。黒の羅(うすもの)で作る。頂にあたる所を甲(こう)、前額部を額(ひたい)...
きょっ‐かん【極冠】
1 地球の両極地方の緯度60度より高緯度の領域。また地球電磁気学の分野では、極光帯よりも内側の緯度65度〜70度以上の領域をさす。 2 火星の両極地方に認められる白い部分。火星の夏にはほとんど消...
きん‐かん【金冠】
1 黄金製のかんむり。また、黄金で飾ったかんむり。 2 虫歯を治療したあと、歯にかぶせる金製の覆い。こんかん。
こん‐かん【金冠】
⇒きんかん(金冠)
きんこじ‐の‐かんむり【金巾子の冠】
纓(えい)の揺れをおさえるために金巾子をつけた冠。もと、天皇が日常かぶっていたもの。金の冠。