こう‐きょう【好況】
状況のよいこと。特に、景気のよいこと。景気循環の一局面で、拡張過程における繁栄期。雇用量・生産量などの拡大、物価水準・賃金水準・利子率などの上昇がみられる。⇔不況。
こくさい‐かかく【国債価格】
国債の市場価格。市場金利が上昇すると下落し、金利が下落すると上昇する。国債の価格が下落すると国債の流通利回り(長期金利)は上昇し、価格が上昇すると利回りは下落する。また、発行者である国の信用力が...
こっか‐はさん【国家破産】
国家が債務の履行不可能になった状態。主に支払期日のきた国債の元金と利子との全部または一部を支払わないことにいう。
こていりつき‐こくさい【固定利付国債】
発行時に設定された利率が満期まで変わらない国債。満期までの半年ごとに、表面利率で計算された利子が支払われ、満期時に額面金額で元本が償還される。中期国債・長期国債・超長期国債、および個人向け国債(...
コンソル‐こうさい【コンソル公債】
《consols》英国で発行された永久公債。1751年に各種公債を統合・一元化して開始された。償還期限がなく、永久に利子が支払われる仕組み。
コンドラチェフ‐の‐なみ【コンドラチェフの波】
18世紀以来の物価・利子率・生産量などの動きにみられる50〜60年を周期とする波動。その理論を主張した旧ソ連の経済学者コンドラチェフの名にちなむ。→景気循環
こんみん‐とう【困民党】
明治中期、負債の利子の減免などを要求して騒動を起こした農民組織。松方財政下の不況によって養蚕・製茶などの副業に打撃を受けた関東・中部地方の農民が組織し、秩父事件・群馬事件などにも参加した。借金党...
ごうけい‐しょとくきんがく【合計所得金額】
事業所得・不動産所得・利子所得・給与所得・配当所得・雑所得・短期譲渡所得の合計額、および一時所得と長期譲渡所得の合計額の2分の1に、退職所得金額・山林所得金額を加算した金額。
さいがいえんご‐しきん【災害援護資金】
災害救助法が適用される災害が発生した場合に、市町村が被災世帯に対して、生活の再建に必要な資金を低利で貸し付ける制度。→災害障害見舞金 →災害弔慰金 [補説]世帯主が療養におおむね1か月以上かかる...
さい‐けん【債券】
国・地方公共団体・独立行政法人・事業会社などが、資金を調達する際に、元本の返済や利子の支払いなどの条件を明確にして発行する有価証券。購入者は、利子を定期的に受け取ることができ、期日まで保有すれば...