かぎ‐しげき【鍵刺激】
動物に本能的な行動を起こさせる特定の刺激。トゲウオの雄が他の雄の赤い婚姻色を見ると攻撃行動に出るときの、赤い色など。信号刺激。合図刺激。
かげん‐うんどう【仮現運動】
心理学で、運動知覚の一。実際には運動がないのに、次々と類似の刺激を与えられると、運動があるように感じる現象。映画はこの現象を応用したもの。見かけの運動。
か‐じゅう【加重】
[名](スル) 1 さらに重さや負担を加えること。また加わること。「責任が—される」 2 刺激を繰り返すと、神経や筋肉に与える効果が、個々の刺激のときよりも大きく現れる現象。 3 刑法で、累犯ま...
かっ‐さ【刮痧】
中国の民間療法の一。水牛の角・石などでできた専用の板や陶製のさじなどで、皮膚を刺激して新陳代謝を促進する。日本では近年、美容法として広まっている。 [補説]「活沙」とも当てて書く。
かつどう‐でんい【活動電位】
生物体の細胞や組織が刺激を受けたときに発生する膜電位。刺激を受けて興奮した部分が、他の部分に対して負の電位をもつことで電位差が生じ、電流が流れる。動作電位。スパイク電位。→静止電位 →生物電気
活(かつ)を入(い)・れる
1 柔道などの術で、気絶した人の息を吹き返らせる。 2 刺激を与えて元気づける。「人事異動で組織に—・れる」 [補説]「喝を入れる」と書くのは誤り。
かど‐だ・てる【角立てる】
[動タ下一][文]かどだ・つ[タ下二] 1 角をとがらせる。かどばらせる。「目を—・てて話す」 2 人の感情を刺激する言動をとる。かどをたてる。「事を—・てるようなやり方」
か‐びん【過敏】
[名・形動]刺激に対して過度に敏感なこと。また、そのさま。「神経の—な人」 [派生]かびんさ[名]
か‐ぶ・れる【気触れる】
[動ラ下一][文]かぶ・る[ラ下二] 1 漆や薬品などの刺激で皮膚が炎症を起こし、赤くかゆくなる。まける。「薬品に—・れる」 2 あるものの影響を強く受けて、その風(ふう)に染まる。「新思想に—...
カプサイシン【capsaicin】
トウガラシの果実に含まれる辛味成分。皮膚刺激作用があり、皮膚に塗るとその部分の血管が拡張し発赤・充血を生じる。