のびすけ【伸び助】
鼻毛ののびた人。女にだらしなく甘い男。「さがりたる物…—が女郎を見る時のあご」〈吉原呼子鳥〉
のみ‐すけ【飲(み)助/呑み助】
酒好きの人や大酒飲みの人を人名めかしていった語。のんべえ。
はん‐すけ【半助】
1 《1円を円助といったところから》50銭のこと。「—でも二枚ありゃあ結構だ」〈鴎外・雁〉 2 (大阪で)ウナギの頭。
ばい‐じょ【媒助】
両者の間に立って物事をなしとげる仲立ちをすること。媒介。「禾花—の法を以て…稲田に於て実地に施し」〈津田仙・明六雑誌四一〉
パン‐すけ【パン助】
「パンパン」を人名化した語。
ひもつき‐えんじょ【紐付き援助】
政府開発援助(ODA)で、開発プロジェクトに必要な資材や役務等の調達を援助供与国に限定する援助形式。タイド援助。
ふく‐すけ【福助】
1 頭が大きくてちょん髷(まげ)を結い、背は低く、童顔で、上下(かみしも)をつけて正座している男の人形。幸福を招くという。叶福助(かのうふくすけ)。 2 1に似て頭の特に大きい人。
ふ‐じょ【扶助】
[名](スル)力添えをして助けること。援助。「親を—する」「相互—の精神」
ほう‐じょ【幇助】
[名](スル) 1 手を貸すこと。手助け。援助。「国外から脱出を—する」 2 他人の犯罪行為を容易にするため、有形・無形の方法で助力すること。「自殺—」
ほう‐すけ【呆助】
「あほう」を略して人名のようにいった語。おろかもの。「赤シャツは腑抜けの—だと云ったら」〈漱石・坊っちゃん〉