せんりょう‐やくしゃ【千両役者】
《1年間の給金を千両とるほどの役者の意》 1 技芸・風格ともに備わった人気役者。 2 技量にすぐれ、きわだった活躍をして周囲を魅了する人。「サッカー界の—」
千慮(せんりょ)の一失(いっしつ)
《「史記」淮陰侯伝から》どんな知者でも、多くの考えのうちには一つぐらいは誤りもあるということ。十分に考えていても、思いがけない失敗があること。 [補説]「浅慮の一失」と書くのは誤り。
千慮(せんりょ)の一得(いっとく)
愚かな者でも、多くの考えの中には一つぐらいよい考えがあるということ。愚者も千慮に一得あり。
せん‐ろっぽん【千六本/繊六本】
《「繊蘿蔔(せんろふ)」の唐音「せんろうぽ」の音変化》大根などを細長く刻むこと。また、刻んだもの。千切り。
ち【千】
100の10倍。せん。また、他の語に付いて複合語をつくり、数の多いことを表す。「—歳(とせ)」「—万(よろず)」「百(もも)に—に人は言ふとも月草の」〈万・三〇五九〉
ち‐いお【千五百】
数の非常に多いこと。無数。「一日に—の産屋立てむ」〈記・上〉
ち‐いほ【千五百】
⇒ちいお
ちいお‐あき【千五百秋】
限りなく長い年月。永遠。千歳。千秋。「葦原の—の瑞穂の国は」〈神代紀・下〉
ち‐いろ【千尋】
⇒ちひろ(千尋)
ち‐え【千枝】
たくさんに枝分かれした枝。ちえだ。「和泉なるしのだの森の葛の葉の—にわかれてものをこそ思へ」〈古今六帖・二〉