おんせん‐たまご【温泉卵/温泉玉子】
ゆで卵の一種。黄身が半熟状態で、白身が固まり始めた状態のもの。卵黄が65度、卵白が75度くらいで固まり始めることを利用して、65度より少し高めの湯で30分ほどゆでて作る。温泉に入れて作ったところ...
おん‐たま【温玉】
「温泉玉子」の略。
かい【卵/殻/稃】
《「貝」と同語源》たまご。また、たまごの殻(から)。かいご。「—のうちに命こめたる雁(かり)の子は君が宿にてかへさざるらむ」〈宇津保・藤原の君〉
かい‐ご【卵】
《「かい」は殻の意》小鳥や鶏などの、殻のついたままのたまご。「うぐひすの—の中にほととぎすひとり生まれて」〈万・一七五五〉
かき‐たま【掻き卵/掻き玉】
水で溶いた片栗粉を汁に入れ、煮たったところへ卵汁を流し込みながらかきまぜた吸い物。かきたま汁。
かつ‐らん【割卵】
[名](スル)卵を割ること。特に、生の鶏卵を割って中身を出すこと。
か‐らん【夏卵】
1 ミジンコ・ワムシ・アリマキなどで、雌が春から夏にかけて単為生殖によって産む卵。ふつう雌が生じるところから、雌卵(しらん)ともいう。 2 雌雄同体の扁形動物の一部種で、夏季の交尾器が発達してい...
か‐らん【鰕卵】
大きなエビの卵をゆでて乾燥させた食品。
かん‐たまご【寒卵】
鶏が寒中に産んだ卵。栄養価が高く、保存がきくとされる。《季 冬》「大つぶの—おく襤褸(ぼろ)の上/蛇笏」
きゅうはつ‐らん【急発卵】
⇒夏卵