き‐び【気味】
《「きみ」の音変化。また「び」は「味」の漢音とも》気持ち。心持ち。「—が悪くって居ても起(た)っても居られませんもの」〈漱石・琴のそら音〉
きほん‐あじ【基本味】
《「きほんみ」とも》味覚の基本となる要素。甘味・苦味・酸味・塩味・うま味の五つ。舌などにある味蕾(みらい)で受容され、味覚神経を介して脳に伝達される。 [補説]基本味以外の辛味・渋味・えぐ味・金...
き‐み【気味】
1 ある事態や物事から受ける感じ。また、その感じた気持ち。きび。「—が悪い」「総て—のよい、きらびやかな、うつくしい、月は」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉 2 いくらかその傾向にあること。「かぜの—が...
きょう‐み【興味】
1 その物事が感じさせるおもむき。おもしろみ。興。「人生の最も深き—あり」〈高村・友の妻〉 2 ある対象に対する特別の関心。「—がわく」「—を引く」「—に満ちた表情」「—の的」 3 心理学で、あ...
きれ‐あじ【切れ味】
1 刃物の切れぐあい。「—のいいナイフ」 2 才能・技などの鋭さ。「鋭い—の批評」「—のいいショット」
ぎ‐み【気味】
[接尾]名詞や動詞の連用形に付いて、そのような傾向やようすがある意を表す。「風邪—」「焦り—」「太り—」
ぎょ‐み【魚味】
1 魚肉の味。また、魚の料理。 2 「魚味の祝い」の略。
ぎん‐み【吟味】
[名](スル)《3が原義》 1 物事を念入りに調べること。また、念入りに調べて選ぶこと。「よく—した材料を用いる」 2 罪状を調べただすこと。詮議(せんぎ)。「役人の—を受ける」 3 詩歌を吟じ...
く‐み【苦味】
苦い味。にがみ。
グルタミン【glutamine】
たんぱく質を構成するアミノ酸の一。グルタミン酸にアミノ基が一つついたもの。植物では発芽した種子や小麦に多い。動物体内では腎臓などでグルタミン酸とアンモニアから合成される。 [補説]「具留多味」と...