きょう‐にん【杏仁】
アンズの種子。漢方で鎮咳(ちんがい)・去痰(きょたん)薬にする。あんにん。
きょうまく‐えん【胸膜炎】
胸膜の炎症。結核・肺炎・インフルエンザや癌(がん)などでみられ、胸痛・呼吸困難・咳(せき)・発熱などの症状がある。胸膜腔に滲出液(しんしゅつえき)がたまる湿性肋膜炎と、たまらない乾性肋膜炎に分け...
きょたん‐やく【去痰薬】
気道の粘液の分泌を促進させたり、分泌物の粘性を低下させたりして、痰の吐き出しを容易にする薬物。咳(せき)を止める効果もある。去痰剤。
謦咳(けいがい)に接(せっ)・する
尊敬する人に直接話を聞く。お目にかかる。「老師の—・する」→謦咳
けつまくか‐しゅっけつ【結膜下出血】
結膜の毛細血管が破れて内出血した状態。白目の部分が赤くなる。外傷や急性結膜炎、くしゃみや咳などが原因で起こる。動脈硬化・高血圧・糖尿病・貧血・白血病などの全身疾患に伴って起こる場合もある。出血は...
ケンネル‐コフ【kennel cough】
犬の病気の一。細菌・ウイルスによる気管支炎の総称。咳のほか発熱・鼻水などがみられ、軽症であれば自然治癒する。犬伝染性気管気管支炎。
こうたい‐けんさ【抗体検査】
細菌・ウイルスなどの病原体に対する抗体の有無や量を調べる検査。少量の血液から麻疹(ましん)・水痘(すいとう)・百日咳(ぜき)・HIVなどさまざまな感染症の抗体価を調べることができる。麻疹や百日咳...
こきゅうき‐しょうじょう【呼吸器症状】
咳(せき)・痰(たん)・胸痛・呼吸困難・喘鳴・チアノーゼなどの症状。感冒・インフルエンザ・百日咳・肺炎・喘息などさまざまな疾患によって引き起こされる。
こたえ【応え】
1 他からの作用・刺激に対する反応。ききめ。効果。「大衆に呼びかけても—がない」 2 響き。反響。「段々腹に—のない咳(せき)が出る」〈漱石・野分〉 「つれもなき人を恋ふとて山彦の—するまで嘆き...
こほ‐こほ
[副]《清濁については未詳》雷が鳴ったり物をたたいたり、また、咳(せき)をしたときなどの音を表す語。「舷(ふなばた)を—と打ちたたく音に」〈かげろふ・中〉 「—と、鳴る神よりもおどろおどろしく、...