さんち‐たい【山地帯】
植物の垂直分布帯の一。低地帯と亜高山帯との間に位置し、ナラ・クリ・ケヤキ・ミズナラ・カエデなどの落葉広葉樹林が優占する。本州中部の山岳地帯では海抜700〜1700メートルの地域。低山帯。
シキダン‐ちねつちたい【シキダン地熱地帯】
《Kawah Sikidang》インドネシア、ジャワ島中部のディエン高原にある地熱地帯。熱泥や噴泉が湧き、白煙を上げる硫黄噴気孔群などが点在する。
しんくうちたい【真空地帯】
野間宏の小説。太平洋戦争中の日本軍の軍隊生活の実態を描く。昭和27年(1952)刊行。同年、山本薩夫監督により映画化。
ゼロメートル‐ちたい【ゼロメートル地帯】
海抜が0メートル以下の土地。日本では人口や産業の密集した沿岸部の沖積層地帯に多く、地盤沈下などにより起こる。世界的には、カスピ海や死海の周辺に大規模なものがみられる。
たいへいよう‐ベルトちたい【太平洋ベルト地帯】
南関東から中京・阪神・瀬戸内を経て北九州に至る連続的な工業先進地帯。
ち‐たい【地帯】
ある特徴によって周囲と区別される、一定の範囲の土地。「安全—」「工業—」「穀倉—」
ちゅうきょう‐こうぎょうちたい【中京工業地帯】
名古屋市を中心に、愛知・岐阜・三重の3県にまたがる工業地帯。伝統的な繊維産業・窯業を中心とする軽工業に加えて、豊田・刈谷に自動車工業、四日市に石油化学工業などの重化学工業が発展。名古屋工業地帯。
ちゅうりつ‐ちたい【中立地帯】
1 平時において、軍事施設の構築や兵員の駐留を禁止された地域。 2 戦時において、交戦国が相互に兵力を入れないことを協定した一定の地域。そこでの敵対行為はいっさい禁止される。非武装地帯。
ていち‐たい【低地帯】
植物の垂直分布の一。山地帯より下に位置し、シイ・タブ・カシなどの常緑広葉樹林が優占する。丘陵帯。山麓(さんろく)帯。
とくべつ‐ごうせつちたい【特別豪雪地帯】
豪雪地帯対策特別措置法により指定された豪雪地帯のうち、積雪の度が特に高く、自動車の交通が長期間途絶することなどから、住民の生活に著しい支障が生じている地域。特豪。 [補説]昭和33年(1958)...