ゆうかげ‐ぐさ【夕影草/夕陰草】
夕日の光の中に見える草。また、夕方、物陰に生えている草。「我がやどの—の白露の消(け)ぬがにもとな思ほゆるかも」〈万・五九四〉
ゆう‐かぜ【夕風】
夕方に吹く風。⇔朝風。
夕(ゆう)片設(かたま)けて
夕方になって。「草枕旅に物思ひ我が聞けば—鳴くかはづかも」〈万・二一六三〉
ゆう‐かつ【夕活/ゆう活】
《「ゆうやけ時間活動推進」の略》政府が推奨する「夏の生活スタイル変革」の通称。日照時間が長い夏には、始業も終業も前倒しすることで夕方の時間を有効活用し、生活を豊かにしようというもの。平成27年(...
ゆう‐かん【夕刊】
日刊新聞で、夕方に発行される新聞。⇔朝刊。
ゆうかん‐し【夕刊紙】
夕方にだけ発行される新聞。タブロイド判が多い。
ゆう‐がお【夕顔】
1 ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。茎が長く伸び、巻きひげで他に絡みつく。葉は浅く裂けた心臓形で互生する。夏の夕方、花びらが深く五つに裂けた白色の雄花と雌花とを開き、翌朝にはしぼむ。実が球状の...
ゆう‐がし【夕河岸】
魚河岸(うおがし)で、夏の間、近海でとれた魚を夕方に売った店。《季 夏》
ゆう‐ぎぬた【夕砧】
夕方打つきぬた。また、その音。《季 秋》「飯(めし)けむり賑(にぎは)ひにけり—/一茶」
ゆう‐ぎり【夕霧】
夕方に立つ霧。《季 秋》