おおげつひめ‐の‐かみ【大宜都比売神/大気都比売神】
食物をつかさどる女神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の子。素戔嗚尊(すさのおのみこと)が食物を求めたとき、鼻・口・尻から食物を取り出して奉ったため、怒った尊に殺されたが、その死体から蚕および五穀が...
たい‐き【大気】
[名]天体の表面を取り巻いている気体の層。普通は地球の空気をさし、地上1000キロまで存在して太陽の強烈な紫外線やX線を遮るとともに保温の役割などを果たす。その95パーセントは地上20キロ以下...
たいき【大気】
《原題、(イタリア)L'Aria》アルチンボルドの絵画。「四大元素」と総称される寄せ絵の連作の一。1566年制作。原画は失われ、現存する作品は画家本人または他の画家による複製と考えられている。現...
たいき‐あつ【大気圧】
⇒気圧2
たいき‐おせん【大気汚染】
産業・交通など人間の活動によって作り出される工場排煙や車の排気ガスなどの有害物質によって大気が汚されること。人体や生態系に悪影響を及ぼす。
たいきおせん‐ぼうしほう【大気汚染防止法】
工場などから生じる煤煙(ばいえん)や自動車の排気ガスなどを規制し、大気汚染を防止するとともに、被害が発生した場合の事業者の損害賠償責任について定めている法律。昭和43年(1968)施行。
たいきかいようけつごう‐モデル【大気海洋結合モデル】
大気と海洋の間の熱や水蒸気のやり取りを一体的に組み入れた気候モデル。気象庁では、エルニーニョ現象やラニーニャ現象のような海洋の変動の予測、3か月予報、暖候期予報、寒候期予報などに利用している。
たいき‐かがく【大気化学】
大気の化学的性質を研究する気象学の一分野。大気汚染、オゾンホール、地球温暖化など、大気中のさまざまな物質が環境に与える影響や大気の動態を明らかにする。化学気象学。
たいき‐かがく【大気科学】
大気中で起こる物理現象、および大気の組成や成り立ちについて研究する学問。気象学や気候学を含む地球科学の一分野に位置づけられる。
たいき‐かっしょくうん【大気褐色雲】
⇒褐色雲