よう‐や【妖冶】
[名・形動]なまめかしく美しいこと。また、そのさま。妖艶。「この生き物の—な姿に」〈谷崎・人魚の嘆き〉
ようりゅう‐かんのん【楊柳観音】
三十三観音の一。右手に楊柳の枝を持ち、左手を乳の上に当てた姿をとり、病難の消除を本願とする。薬王観音と同一ともいわれる。
よかんべい【与勘平】
1 浄瑠璃「蘆屋道満大内鑑」に登場する奴(やっこ)の名。 2 文楽人形の首(かしら)の一。1に由来。時代物で、強がりで向こう見ずな三枚目の端敵(はがたき)役に用いる。 3 物売りの一種。安永(1...
よこすべりぼうし‐そうち【横滑り防止装置】
自動車がカーブで横滑りを起こした際に、車体の姿勢を安定させるための装置。車体の不安定な動きをセンサーが感知すると、各車輪に適切にブレーキをかけ、エンジンの出力を抑えて進行方向を制御する。ESC(...
よこ‐ずわり【横座り/横坐り】
[名](スル)正座の足を横に出し、姿勢をくずして座ること。「板の間に—する」
よしの‐びな【吉野雛】
木彫りで彩色した、立ち姿の雛人形。
よそおい【装い/粧い】
1 身なりや外観を整えること。美しく飾ること。また、その姿。よそい。「華やかな—の女性」「春らしい—で出掛ける」「—も新たに開店する」 2 目にしたようす。おもむき。風情(ふぜい)。「野山が秋の...
よつ‐ばい【四つ這い】
両手・両足を地につけてはうこと。また、その姿勢。よつんばい。「—になって腕を伸す」〈荷風・つゆのあとさき〉
よ‐とで【夜戸出】
夜、戸外に出ること。夜間の外出。⇔朝戸出。「我妹子(わぎもこ)が—の姿見てしより心空なり地(つち)は踏めども」〈万・二九五〇〉
よ‐にげ【夜逃げ】
[名](スル)夜の間にこっそり逃げて姿をくらますこと。「借金がかさんで—する」