さや‐け・し【明けし/清けし】
[形ク] 1 光がさえて明るい。「—・き月影に見ゆるようなる琵琶の音の澄みわたるを」〈木下尚江・良人の自白〉 「ぬばたまの夜渡る月の—・くはよく見てましを君が姿を」〈万・三〇〇七〉 2 音・声が...
さらしめ【晒女】
歌舞伎舞踊。長唄。2世桜田治助作詞、4世杵屋六三郎作曲。文化10年(1813)江戸森田座初演。7世市川団十郎が近江(おうみ)八景になぞらえて踊った八変化「閏茲姿八景(またここにすがたはっけい)」...
さる‐ぼぼ【猿ぼぼ】
《「ぼぼ」は赤ん坊の意》岐阜県飛騨地方の郷土玩具。腹掛け姿の赤ん坊をかたどった、赤い布製の人形。
サンアントン‐じょう【サンアントン城】
《Castillo de San Antón》スペイン北西部、ガリシア州の港湾都市ラ‐コルーニャにある要塞。16世紀、カルロス1世により港の防備のために建造。何度か修復された後、18世紀の再建で...
さん‐えい【山影】
物に映った山のかげ。山の姿。
さん‐えん【三猿】
三様の姿をした3匹の猿。それぞれ、両手で両眼・両耳・口を覆って、「見ざる・聞かざる・言わざる」の意味を表す。さんざる。→見猿聞か猿言わ猿
サンジェルマンデプレ‐きょうかい【サンジェルマンデプレ教会】
《Église Saint-Germain-des-Prés》フランス、パリ中央部、セーヌ川左岸にある教会。6世紀に創建された同国最古の修道院に始まり、19世紀に改修され現在の姿になった。12世...
さんじくがた‐えいせい【三軸型衛星】
《3-axis stabilized satellite》衛星本体の重心において、直交する三軸方向にフライホイール(弾み車)を回転させることで、姿勢を安定させる制御方式をとる人工衛星。機構が複雑...
さんじゅうさん‐じん【三十三身】
観世音が衆生を救うため、場合に応じて変化する33の姿。法華経普門品(ふもんぼん)に基づく。仏・辟支仏(びゃくしぶつ)・声聞(しょうもん)・梵王・帝釈(たいしゃく)・自在天・大自在天・天大将軍・毘...
サンジュスト‐じょう【サンジュスト城】
《Castello di San Giusto》イタリア北東部、フリウリベネチアジュリア自治州の都市トリエステにある城。15世紀に、ハプスブルク家出身の神聖ローマ皇帝フリードリヒ3世により要塞が...