じさん‐ざい【持参財】
花嫁の父または親族が、花嫁あるいは花婿または花婿の親族に対して贈る財産。入り婿に持たせる財産をいうこともある。金銭の場合は持参金という。⇔婚資。
じょ【女】
[音]ジョ(ヂョ)(漢) ニョ(呉) ニョウ(慣) [訓]おんな め [学習漢字]1年 〈ジョ〉 1 おんな。「女医・女王・女子・女性・女流/悪女・才女・侍女・淑女・男女・老女」 2 むすめ。...
せい【婿】
[常用漢字] [音]セイ(漢) [訓]むこ 〈セイ〉むこ。「女婿・令婿」 〈むこ〉「婿養子/花婿・娘婿」 [補説]「壻」は異体字、「聟」は俗字。
ぜい【贅】
[音]ゼイ(慣) 1 不必要なもの。むだ。「贅言・贅沢・贅肉」 2 入りむこ。「贅婿」 [名のり]さだ・つく
ぜい‐せい【贅婿】
入り婿。
ぜひ‐に【是非に】
[副] 1 どんなことがあっても。ぜひとも。「—出席を願う」 2 むりに。しいて。「—婿を取るならば、おかちが命はあるまいぞ」〈浄・油地獄〉
そう‐ずく【装束】
「しょうぞく(装束)」に同じ。「二人の婿の—」〈落窪・一〉
たる‐いれ【樽入れ】
[名](スル) 1 不漁のとき、他の大漁のほうへ樽酒を贈ってともに酒宴して大漁にあやかること。 2 婚約成立のしるしとして、婿方から嫁方へ柳樽(やなぎだる)を贈ること。きまりざけ。
ちのこんれい【血の婚礼】
《原題、(スペイン)Bodas de sangre》ガルシア=ロルカの戯曲。1933年初演。結婚式の後、花嫁と逃げた従兄と彼らを追う花婿が迎える悲劇を描く。全3幕。「イェルマ」「ベルナルダ=アル...
ところ‐あらわし【所顕し】
《女の家の所在地を顕す意》平安時代、結婚の成立を披露する宴。男が女のもとに通い始めて数日後に、女の家で婿とその従者をもてなし、舅と婿が対面した。「四五日ありてぞ御—ありける」〈栄花・ゆふしで〉