やまみず‐てんぐ【山水天狗】
「山」「水」の2字の草書体を続け書きにして、天狗の面を横から見た形にしたもの。
やまやま‐いり【山山入り】
《「山山」は「出」の字を分けて表したもの》出入り。主に商家が「出」の字を忌んで用いた。「金銀は—の帳と書き」〈柳多留・五二〉
やみ【闇】
1 光のささない状態。暗いこと。「—に包まれる」 2 闇夜。「文化五年の辰年のこんな—の晩に」〈漱石・夢十夜〉 3 思慮分別がつかないこと。「心の—」 4 知識がないこと。「母の言葉の放った光に...
やみ‐あがり【病み上(が)り】
1 病気のあとで、体力がもとに戻っていない状態。また、その状態の人。 2 (比喩的に)危機的状況は脱したが、まだ原状回復には至っていない状態。「—から黒字転換を目指す」
やらい【矢来】
《「遣(や)らい」からという。「矢来」は当て字》竹や丸太を縦横に粗く組んで作った仮の囲い。「竹—」
やら‐ん
[連語]《断定の助動詞「なり」の連用形「に」、係助詞「や」、動詞「あり」の未然形「あら」、推量の助動詞「む」の重なった「にやあらむ」の音変化》 1 (文末用法) ㋐疑問の気持ちを込めた推量の意を...
やり【槍/鎗/鑓】
1 長い柄の先に細長い剣(穂)をつけた武器。鎌倉末期からもっぱら戦場で用い、室町末期には道具と称して、これを重んじた。穂の形により、素槍・鎌槍・十文字槍・鉤(かぎ)槍などがある。「—をしごく」 ...
やれ
[並助]《並立助詞「やら」の音変化か。近世初期の語》二つ以上の事柄を並列する意を表す。…とか…とか。「和泉国には何ともをかしき名字がある。野尻の—、草部の—と」〈咄・醒睡笑・七〉
ヤーデージ【yardage】
1 ヤードで計測した長さ。 2 ゴルフで、ホールやコースの長さをヤード単位で表した数字。
ゆ【喩】
[常用漢字] [音]ユ(呉)(漢) [訓]たとえ たとえる 他の例を引いて、ある意味・内容をさとらせる。たとえ。「引喩・隠喩・換喩・直喩・提喩・比喩・諷喩(ふうゆ)」