あこうぎじんろく【赤穂義人録】
赤穂義士の仇討ちの一件を漢文で記した書。室鳩巣(むろきゅうそう)著。元禄16年(1703)の自序。
あさんか‐ちっそ【亜酸化窒素】
窒素の酸化物。正式名称は一酸化二窒素。弱い香気のある無色の気体。吸入すると顔の筋肉が痙攣(けいれん)し、笑っているように見えるところから笑気(しょうき)ともいう。麻酔剤に使用。また、代表的な温室...
あし・い【悪しい】
[形][文]あ・し[シク]わるい。よくない。「心にかかって—・い」〈虎寛狂・抜殻〉 [補説]文語「あし」の口語形で、室町時代から近世にかけて用いられた。→悪(あ)し
あしかが‐がっこう【足利学校】
足利市昌平町にあった学問所。創設者には諸説がある。室町期に上杉憲実(うえすぎのりざね)が再興。武士・僧侶・医師に儒書・易書・医書などを講述した。天文〜慶長・元和(1532〜1624)ごろが最盛期...
あしかが‐じだい【足利時代】
室町時代のこと。
あしかが‐ばくふ【足利幕府】
⇒室町幕府
あしだ‐がわ【芦田川】
広島県東部を流れる川。三原市大和(だいわ)町蔵宗(くらむね)に源を発して東流し、府中市を経て福山市北部で南に方向を変え瀬戸内海に注ぐ。長さ86キロ。県東部では最大の河川。農業用水・工業用水・都市...
あしや‐がま【蘆屋釜/芦屋釜】
茶の湯の釜で、室町時代を中心に、現在の福岡県北部の芦屋で作られたものの総称。特に、永正(えいしょう)以前のものは古蘆屋とよび、珍重される。
あじさい‐でら【紫陽花寺】
境内に多くのアジサイが植えられている寺院、また、アジサイの名所である寺院の通称。神奈川県鎌倉市の東慶寺・長谷寺、京都府宇治市の三室戸寺などが有名。
あじろ‐てんじょう【網代天井】
杉や檜(ひのき)を網代に編んで張った天井。主に茶室に用いられる。