うじ‐でら【氏寺】
氏族が、一門の繁栄、先祖の追善、死後の幸福などを祈るために建てた寺。蘇我氏の向原寺、藤原氏の興福寺など。
うずまさ‐でら【太秦寺】
広隆寺の異称。
うんがん‐じ【雲巌寺】
栃木県大田原市にある臨済宗妙心寺派の寺。開創は大治年間(1126〜1131)と伝えられるが、未詳。高峰顕日(こうほうけんにち)(仏国国師)が、この地に草庵を結んで修行したのがはじまりという。
うんご‐じ【雲居寺】
京都市東山区高台寺付近にあった寺。承和4年(837)菅野真道が桓武天皇の菩提をとむらうために道場を建立したのが始まり。金色八丈の阿弥陀像があったが、応仁の乱で焼失。八坂東院。 中国河北省房山...
うんぺん‐じ【雲辺寺】
徳島県三好市池田町にある真言宗御室派の寺。四国八十八箇所第66番札所。
えいげん‐じ【永厳寺】
⇒ビンギエム寺
えいげん‐じ【永源寺】
滋賀県東近江市にある臨済宗永源寺派の大本山。山号は瑞石山、または飯高山。正平15年(1360)に佐々木氏頼が開基、翌年、寂室元光(じゃくしつげんこう)が開山。山上寺。 桜の一品種。サトザクラ...
えいざん‐じ【栄山寺】
奈良県五條市にある真言宗豊山派の寺。養老3年(719)藤原武智麻呂(ふじわらのむちまろ)の創建と伝えられる。藤原氏南家の氏寺。八角堂(武智麻呂の子の建造)および梵鐘(ぼんしょう)は国宝。また、重...
えいしょう‐じ【英勝寺】
神奈川県鎌倉市にある浄土宗の尼寺。山号は東光山。開創は寛永13年(1636)、開山は玉峯清因(ぎょくほうせいいん)(徳川頼房の娘)で、代々水戸徳川家の娘が住持となる。阿仏尼の墓がある。
えいねい‐じ【永寧寺】
中国、河南省洛陽にあった寺。北魏(ほくぎ)の献文帝が大同に建立した大寺を516年に孝明帝の生母霊太后が都に移築。外国からの多数の仏像・経典を所蔵していたが、534年に焼失。