くっしつ‐せい【屈湿性】
植物の器官が湿度に反応して屈曲する性質。屈性の一つ。根では湿度の高い方へ向かう正の屈湿性がみられる。屈水性。向湿性。向水性。水分屈性。
くっ‐せい【屈性】
植物のある器官が、外部からの刺激に対して一定の方向へ屈曲する性質。刺激の来る方向に向かうのを正の屈性、逆を負の屈性という。屈光性・屈地性・屈湿性などがある。→傾性
くっせつ‐こうがくしき【屈折光学式】
⇒屈曲光学式
くつ【屈】
[常用漢字] [音]クツ(漢) [訓]かがむ かがまる かがめる 1 折り曲げる。折り曲がる。「屈曲・屈指・屈伸・屈折/後屈」 2 くじける。くじく。「屈従・屈辱・屈服/不屈」 3 かがまって伸...
くつじつ‐せい【屈日性】
植物の葉や茎が、太陽の光の来る方向に屈曲する性質。向日性。
けいしょく‐せい【傾触性】
物体の接触によって起こる植物の傾性。モウセンゴケなどの捕虫葉の腺毛にみられ、先端に他の物が触れると、葉の中心部に向かって屈曲する。
けい‐せい【傾性】
植物が外界からの刺激を受けると、その刺激源の方向に関係なく、一定の方向に屈曲する性質。刺激源の種類によって傾光性・傾触性・傾熱性などがある。→屈性
こうじく‐おりまげしき【光軸折(り)曲げ式】
⇒屈曲光学式
こうじつ‐せい【向日性】
植物の茎などが太陽光線の強い方へ向かって屈曲する性質。向光性。屈日性。⇔背日性。
こし【腰】
[名] 1 人体で、骨盤のある部分。脊椎が骨盤とつながっている部分で、上半身を屈曲・回転できるところ。腰部(ようぶ)。「—が曲がる」「—をおろす」 2 裳(も)や袴(はかま)などの1にあたる部...