やしお‐つつじ【八潮躑躅】
1 ツツジ科の落葉低木であるアカヤシオ、シロヤシオなどの総称。本州から四国にかけての深山に自生。細かく枝分かれした先に葉を5枚ずつ輪生状につける。初夏、漏斗形で先の5裂した花が開く。 2 ヨウラ...
や‐しゅう【野州】
下野(しもつけ)国の異称。
《「州」は人名に添える接尾語》若衆道(わかしゅどう)の野郎。「そっちの宗旨の—達(たち)」〈浮・禁短気・二〉
ヤシュチラン【Yaxchilán】
メキシコ南東部、チアパス州、グアテマラ国境付近にある遺跡。マヤ文明古典期後期、8世紀頃に最盛期を迎え、祭祀(さいし)の中心的な場所として利用されていたと考えられている。
やす‐がわ【野洲川】
滋賀県南東部、鈴鹿山脈の御在所山に源を発し、ほぼ西流して琵琶湖に注ぐ川。長さ61キロ。下流は三角州を形成し、放水路がある。
ヤスムント‐こくりつこうえん【ヤスムント国立公園】
《Nationalpark Jasmund》ドイツ北東部、メクレンブルク‐フォアポンメルン州の国立公園。リューゲン島北東部、ヤスムント半島に位置し、バルト海に面する。高さ約100メートル、長さ約...
ヤズド【Yazd】
イラン中部の都市。ヤズド州の州都。カビール砂漠の南、ルート砂漠の西に接する乾燥地帯に位置する。ゾロアスター教の中心地として知られ、1500年以上聖火を灯し続けているという拝火神殿や、風葬・鳥葬が...
やち‐だも【谷地だも】
モクセイ科トネリコ属の落葉高木。本州北部から北の湿地に自生。樹皮に縦の裂け目があり、葉は長楕円形の小葉からなる羽状複葉で、小葉の基部に褐色の毛が密生する。雌雄異株で、4、5月ごろ、黄緑色の小花を...
やち‐ねずみ【谷地鼠】
ネズミ科の哺乳類。ハツカネズミよりやや大きく、体の上面は暗褐色で下面は淡色。本州の高地の森林にすみ、巣を地中に作り、草・種子・果実を食べる。広くは同科ヤチネズミ属の総称で、北海道のエゾヤチネズミ...
やつしろ‐かい【八代海】
熊本県南西部の内海。九州本土と宇土半島・天草諸島に囲まれる。古くから不知火(しらぬい)の出現することで知られる。不知火海。
やつしろ‐そう【八代草】
キキョウ科の多年草。九州の山地の草原にみられ、高さ約50センチ。葉は披針形で、互生。7、8月ごろ、紫色の鐘状の花が集まって上向きに咲く。熊本県八代で発見された。