へい【平】
[音]ヘイ(漢) ビョウ(ビャウ)(呉) ヒョウ(ヒャウ)(慣) [訓]たいら ひら [学習漢字]3年 〈ヘイ〉 1 凹凸や傾斜がない。たいら。「平原・平坦(へいたん)・平地・平版・平面・平野...
へい‐き【平気】
[名・形動] 1 心に動揺がないこと。落ち着いていること。また、そのさま。平静。「何が起きても—だ」「—なふりをする」 2 気にかけないこと。心配しなくともよいこと。また、そのさま。「—でうそを...
平気(へいき)の平左(へいざ)
《「平気の平左衛門(へいざえもん)」の略》平気であることを、語呂を合わせて人名のように言った言葉。平気の孫左衛門。「うそがばれても—だ」
へい‐ちゃら【平ちゃら】
[形動]《「平」は平気、「ちゃら」は冗談、でたらめなどの意》 1 ものともしないさま。気にかけないさま。平気。へっちゃら。「これくらいの雪は—だ」 2 たやすいさま。容易にできるさま。へっちゃら...
まち‐つ・ける【待(ち)付ける】
[動カ下一][文]まちつ・く[カ下二] 1 待つことになれる。「いつも—・けているので少しくらい平気だ」 2 待って、その人またはその事に会う。まちうける。「近衛の御門に出で立ちて、—・けて乗り...
み‐か・ねる【見兼ねる】
[動ナ下一][文]みか・ぬ[ナ下二] 1 平気で見ていることができない。「見るに—・ねる」「—・ねて忠告する」 2 見ることができない。「家見れど家も—・ねて」〈万・一七四〇〉
見(み)ぬ物(もの)清(きよ)し
《「見ぬ事清し」とも》実際に見たら気になるものも、見なければ平気でいられる。見なければ、汚いものも汚く感じることはない。
盲(めくら)蛇(へび)に怖(お)じず
物事を知らない者はその恐ろしさもわからない。無知な者は、向こう見ずなことを平気でする。
やせ‐がまん【痩せ我慢】
[名](スル)無理に我慢して、平気を装うこと。「寒いのに—して薄着で通す」