いけ‐しゃあしゃあ
[副]《「いけ」は接頭語》憎らしいほど平然としているさま。「あんなにしかられたのに—としている」
大(おお)きな顔(かお)
いばった顔つき・態度。また、平然とした顔つき・態度。大きな面(つら)。「怠けてばかりいるくせに—をしている」
おさめ‐がお【納め顔】
平然と落ち着き払った顔つき。とりすました顔つき。「お中がくはへきせるで—」〈浮・仲人気質〉
けそ‐けそ
[副]恥じるようすもなく平然としたさま。「そうして翌朝は—と癒って駆け出したのであった」〈長塚・土〉
けろっ‐と
[副](スル)何事もなかったように平然としているさま。けろりと。「怒鳴られても—している」「—忘れる」
けろり
[副] 1 何事もなかったように平然としているさま。「ミスをした当人が—としている」 2 跡形もなく消えてなくなるさま。すっかり。「痛みが—ととれる」「—と約束を忘れる」
こと‐も‐なげ【事も無げ】
[形動][文][ナリ]事を事とも思わないさま。なんでもないかのように平然としているさま。「—にやってのける」
知(し)らぬが仏(ほとけ)
知れば腹も立つが、知らないから仏のように平静でいられる。また、本人だけが知らないで平然としているのを、あざけっていう語。
しれっ‐と
[副](スル)平然としているさま。けろっとしているさま。「うそがばれても—している」
すずし・い【涼しい】
[形][文]すず・し[シク] 1 温度や湿度が程よくて気持ちがいい。さわやかだ。「—・い木陰」《季 夏》「此あたり目に見ゆる物はみな—・し/芭蕉」 2 少し冷たくてひやりとする。「めっきり—・く...