あゆ【鮎/年魚/香魚】
サケ目アユ科の淡水魚。全長20〜30センチ。体は細長く紡錘形で、脂びれをもつ。背側は緑褐色、腹部は銀白色、胸びれ上方に黄金色の斑紋がある。秋、川の中流域で産卵。稚魚は海へ下って越冬し、春、川を上...
あゆち【年魚市/吾湯市】
《「あゆぢ」とも》尾張国愛知郡の古称。
あゆち‐がた【年魚市潟】
名古屋市南区辺りの、かつては入り海であった一帯。[歌枕]「桜田へ鶴(たづ)鳴き渡る—潮干にけらし鶴鳴き渡る」〈万・二七一〉
ねん‐ぎょ【年魚】
1 《生まれて1年以内に死ぬ魚の意》アユの別名。 2 釣りで、その年に生まれた魚。できうお。 3 《産卵後すぐに死ぬので、1年で死ぬと思われていたところから》サケの古名。〈和名抄〉