年(とし)が改(あらた)ま・る
1 新年になる。「政局混迷のまま—・る」《季 新年》 2 年号が変わる。改元する。
とし‐がい【年甲斐】
年齢にふさわしい思慮や分別。
年(とし)が行(い)・く
1 年を取る。「彼は私よりも—・っている」 2 1年が終わろうとする。
年甲斐(としがい)もな・い
年齢にふさわしくなく愚かである。「—・く派手なけんかをしてしまった」
年(とし)が返(かえ)・る
新年になる。年が改まる。「あらたまの年返るまで相見ねば」〈万・三九七九〉
年(とし)が替(か)わ・る
1 新年になる。年が改まる。《季 新年》 2 年号が変わる。改元する。
とし‐がしら【年頭】
1 仲間の中でいちばん年長であること。また、その人。 2 年の初め。ねんとう。
年(とし)が積(つ)も・る
老年になる。「あまり年つもりなば、その御心ばへもつひに衰へなむ」〈源・若菜下〉
年(とし)が年(とし)
かなりの高齢であること。相当の年齢。「—だから無理がきかない」
とし‐がまえ【年構へ】
[名・形動ナリ]かなり年をとっていること。また、そのさま。「艫(とも)に—なる親仁(おやぢ)、居ながら楫(かぢ)とりて」〈浮・一代女・三〉