アニサキス‐しょう【アニサキス症】
アニサキスという線虫が引き起こす感染症。アニサキスの幼虫がいる海産魚介類を生食し、数時間後に幼虫が胃壁や腸壁に食いつくことによって、強い腹痛や嘔気・嘔吐を引き起こす。じんましんなどのアレルギー症...
あの‐こ【彼の子】
[代] 1 三人称の人代名詞。幼児や若い女性をさす。 2 二人称の人代名詞。近世、遊女屋の主(あるじ)や姉女郎が禿(かむろ)に呼びかける語。「—や、茶一つたも」〈洒・郭中奇譚〉
あぶな‐げ【危な気】
[名・形動]みるからに危なそうなこと。確実さに乏しく安心ができないこと。また、そのさま。「—のないピッチング」「—ない運転」「幼児の—な歩き方」
あぶら‐ぜみ【油蝉】
セミの一種。夏、最も普通にみられ、体長は翅(はね)の先まで約5.5センチ。翅は赤褐色で、油の染みたような紋がある。幼虫は地中で育ち、7年目に地上に出て羽化し、成虫の寿命は1、2週間。あかぜみ。あ...
あぶら‐つのざめ【油角鮫】
ツノザメ科の海水魚。全長約1.5メートル。体色は青みを帯びた濃褐色で、幼時には小白点が散在する。寒流に乗って回遊。練り製品の材料とし、肝油をとる。油鮫。
あぶら‐むし【油虫】
1 (「蚜虫」とも書く)半翅(はんし)目アブラムシ科の昆虫の総称。体は5ミリ以下でやわらかい。翅(はね)のあるものとないものとがある。草木に群れて汁を吸う。春・夏は雌のみの単為生殖で雌の幼虫を胎...
アホロートル【(スペイン)axolotl】
有尾目アンビストマ科の両生類。メキシコ南部の湖にすむメキシコサンショウウオが、水質により幼形成熟し、三対の外えらを消失しないまま繁殖したもの。 [補説]「ウーパールーパー」は日本での俗称。
あま‐がつ【天児/天倪】
形代(かたしろ)として幼児のそばに置き、災厄を移し負わせる人形。後世は、幼児のはう姿をかたどった這子(ほうこ)をもいう。「ちごうつくしみし給ふ御心にて—など御手づから作り」〈源・若菜上〉
あめ‐ばち【飴蜂】
膜翅(まくし)目ヒメバチ科のうち、寄生バチの総称。腹部が淡褐色のものが多い。害虫の幼虫に寄生する重要な種類もある。→寄生蜂
アメリカ‐しろひとり【アメリカ白灯蛾】
ヒトリガ科の蛾。全体に白色で、翅(はね)に黒点が散在。幼虫は長く白い毛をもち、葉を集めた巣をつくって生息する。桜・プラタナスなどの害虫。第二次大戦後、北アメリカから東京付近に侵入し、広がった。